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Kのテニス テニスを通して、子供達の成長を見守って行きたいと思っています。子供の成長は、親を育てていると感じます(^^)。中学に入って、自分のブログを持ちたがっていましたが、全部1人だとやらなくなってしまいそうだ、と言っていました。'11年6月・中学校の関東大会出場を機に、Kが考えていることを言葉にすることも練習の一環と考え、伝えたいことを自分で伝えてみる場として、トライしてみると言い出しました。何かと読みづらい点等あると思いますが、素材加工等の協力はしますので、皆さんの温かい応援をよろしくお願いします。

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テニスを通して、子供達の成長を見守って行きたいと思っています。子供の成長は、親を育てていると感じます(^^)。中学に入って、自分のブログを持ちたがっていましたが、全部1人だとやらなくなってしまいそうだ、と言っていました。'11年6月・中学校の関東大会出場を機に、Kが考えていることを言葉にすることも練習の一環と考え、伝えたいことを自分で伝えてみる場として、トライしてみると言い出しました。何かと読みづらい点等あると思いますが、素材加工等の協力はしますので、皆さんの温かい応援をよろしくお願いします。

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第21回ダンロップ杯茨城ジュニア大会男子単複U-16ベスト8

今回は自分の弱さが本当に良くわかった大会でした・・・。

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シングルス4Rもダブルス2Rも実質的にQFでした。ベスト8が決まって勝てばベスト4。ここで、僕のメンタルが弱かった。U-16で、大会前に目標を立てたベスト8をシングルスもダブルスもクリアして63ポイントずつ獲得しました。それなのに、こんな気持ちになったのは自分がミスってるのをわかってるのに試合中に修正出来なかったからだと思います。

チャンスでボハる。手が縮んで振り切れずに当てただけで前に詰めながらだからロングアウトする。とにかくスマッシュが打てませんでした。スマッシュカップで優勝したのに、スマッシュが打てない!。打ち切って決めるのが1番安全なのに、トスしたような球を返して、そこでラリーになって逆に決められてしまう・・・。

1本目の判断が甘いんです。チャンスボールが来るところまで追い詰めるのは出来てるんです。その時に相手を見てないんです。相手ではなくボールを見ている。だから、オープンスペースが見えていない。走って行ったまま、1球目を出してしまうのでトスになってしまう。それで相手は何とか返して来る。その時に「今度こそ決めなくちゃ!」と球を見る。だからまたオープンスペースが見えてなくて、ラケット面を見ている相手選手に回り込まれる。ビッグネームになってる選手の特徴は相手を良く見ていること。そこで厳しい所に打たれ、何とか返すんですが相手は僕を見ているので、オープンスペースに打たれ決められる。

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父に「チャンスボールを作るな!。あれだけチャンスを作ってミスるなら、ピンチボールを作ってるだけだ!。」と言わせてしまいました。それは言われてるんじゃなくて、僕が言わせてしまったことです。見ているのが僕でも、たぶん「チャンボを組み立てるより一撃必殺ショットを磨きなよ!。」と言ったと思います。ひどかった。

試合中に気付いていたのに、なぜ修正出来なかったのか?。集中力が続かない、というのが1つ。相手を追い詰めることに集中すると、それが出来た時点で1つ目的をクリアする訳です。そこで少し安心してしまうんだと思います。だから、集中している時の気持ちと前に詰めて行く時とで気持ちが違うので、イメージ力が決め切るまでの1連の集中力を同じレベルで維持出来ていないような気がします。

目標をクリアしたら、後は全部勝てるだけラッキーです(^^)。そこでワクワクしながら力を発揮できれば、ビッグネームの選手に勝つことは楽しめる筈なんです。それなのにワクワク感が消えて、決めなきゃ!と追い詰められるような感覚になるんです。

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この気持ちはなぜ起きるのか?。父と話し合いました。

「1番いいのは、まず勝って、ビッグネームと戦うのは楽しいと思えることだよな。」

それが出来ないから訊いてるのに何を言っているんだろう?。

「おまえ、去年の夏、城東でU-12のグレード4C大会で初優勝した時、どうして勝てたと思う?。」

もういい加減、JJTTとか草トーだけじゃなくて、グレード大会(関東テニス協会公認大会)でも優勝したい!と思っていました。そして、決勝は友達のFAくん。絶対に勝ちたいと思って試合に臨みました。試合前にFくんとコーチの会話が聞こえて来ました。トイレから出て来た時、聞こえて来た2人の会話です。「相手はマッチペアラケットも持っていない選手だぞ。メインラケとサブラケは長さも違う。種類の違うラケットを自分に合わせるように使うのは難しい。メインラケのガットを切るようにガンガン打ち込んで、サブラケットに変えさせれば勝てる!。」

僕はメラメラ気持ちが燃え上がって来るのを感じました。そして、それを逆に利用して勝ってやろうと思いました。その当時、僕はピュアドライブをメインラケにしていました。サブラケは父のピュアドライブチーム+。長さが違います。硬さも違います。

僕は、オールラウンドでプレーしたい時はメインラケを使っていました。攻めるテニスをしたい時は、父のピュアドラチーム+を使って気持ちを攻撃的に切り替えるために使いました。つまり、サブラケを自分から使った時は負けませんでした。攻める気持ちが湧き上がっているからです。それで第1セットはメインラケを使って取り、第2セットで決めるためにサブラケに持ち替えてコートに向かいました。Fくんが「あっ!」と声を出したのを今も覚えています。チャンスと思ったんだと思います。でも、2セット目は僕の打ち込む回数が増えました。だんだん差が開いて行きました。Fくんも粘りました。でも、攻撃型ラケットを持っている僕は攻め切りました。そして、初優勝!。

試合が終わって、「マッチペアラケット」って何?とかいろいろ教えてもらいました。今は、マッチペアラケットを持っています。2本では足りないなあ、と思うほど、ガットがよく切れます。昔は早くガットが切れるように思いっきり打って、3ヶ月に一回くらい切れると嬉しかった。今は思い切り打っていると2週間は持ちません。調子がいいほど、1週間はもたずに切れます。ガットを張る費用だけでも大変です。親に迷惑をかけながら上手くなって来ました。なのに、そんな気持ちをスッカリ忘れていました。

話しているうちに涙が出て来ました。どうしてコート上で勝ち切る気持ちが減ってたんだろう?。攻める気持ちが減ってたんだろう?。チャンスボールをワクワクした気持ちで打ち切るんじゃなくて、置きに行くようなプレーをしていたんだろう?。

「冷静にどこまで行ければOKかを決めるのはいい。それ以上は全部儲けモンだろ?。守りに行くほどまだ上に昇っていないのに、自分での成長が早いと思ってるから、怖さを感じてるんだと思うんだ。とにかく行けるとこまで行って、それで負けても爽やかな気分でいられる。思い切りプレーしてないと不完全燃焼感だけが残って後悔する。」

その通りだと思いました。僕は父に頼んでることがあります。僕はプロを目指しています。だから、だらしない試合をした時は、こっぴどく気付かせて欲しい!と頼んでいます。父に訊いて、僕が1番嫌がる言葉は「テニスなんかやめちまえ!」と言われるのがとにかく嫌いだという結論に達しています。だから今回も言われました。

「もうそろそろ、言わなくても済む試合をしてくれよ。」

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父の本音だと思います。「普通に試合をするだけなら、もうだいぶいい試合をしてる。でも、プロはノーミスが当たり前っていうマインドセットが必要だ。相手が調子が上がる前にポイントを与えずに勝つ、とか、自分で目標を臨機応変に変えながら、自分のミスを減らし、攻め切る攻撃をし続ける集中力を発揮したり・・・。自分をどう表現するかを考えて実行できる力をつけるのが最低限必要だ。今日みたいに集中力が発揮できないのは、メンタルの前にマインド・セットの問題だ。気持ちの上で『ここまで出来たんだから・・・』と攻める気持ちが前に出なくなってる。それなら毎回『優勝』を目標にするしかなくなる。でも、クリアすべき所を超えたら儲けモンと思って試合をしてる方が楽しくなるんじゃない?。それで強い選手に勝つと、相手の特徴が良くわかる。そうやって行くのが1番自信の付く方法だと思うけどなあ。」

その通りだと思います。集中力は体力の裏付けが必要だと思います。だから、もっと体力も付けたいです。それから、試合を楽しめるようになりたいです。ここのところ、何て言うか、とても勝ちたい時にとにかく勝つ試合を出来るようになりました。ところが目標を達成した後、また勝ちたいと思う気持ちが強くなって楽しめていないのです。

欲張りになって、楽しむことを忘れて「勝ちたい!」と思い、勝てなくて不完全燃焼感が残る。それなら、目標を達成した時点で思い切り喜んで、次の試合は攻め切る試合を目標にして、ウィナーをいくつ取れるかに挑戦したり、自分でやりたいことに挑戦する試合を目標にすれば自然とワクワクする楽しい試合を出来ると思います。

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それがグラついていました。攻め切る試合をやっていませんでした。負けない試合は、勝てないかも知れない。勝つ試合を楽しみたい。今回、シングルスのQFの相手のWくんは、茨城の同じカテゴリーのトップ選手です。勝てる試合だったのに勝てなかった。僕のマインド・セットがしっかりしていなかったからです。ダブルスのMくん・HくんのMくんは、同じカテゴリーのベスト20に入っている選手ですし、Hくんは1つ上のカテゴリーの選手です。

シングルスもダブルスも、攻め切る試合を目標にガンガン打ち込んで行ったら、どちらも、自分が納得できる試合になったことは確実だと思います。もしかしたら、勝ってたかも知れません。そうしたら、TTCで不完全燃焼の気分になったNくんに当たれたかも知れません。そうしたら早期リベンジ戦でまた楽しくなる。気持ちが、楽しい方向に向かうようにするだけで、結果がついて来ると思うんです。

そういう、当たり前に考えるシンプルさが大切だと思いました。そういう「自分」を見直す時間を神様がくれたと思って、今回の負けは「長い目で見たプラス」だったと思えるようになって来ました。勝っても負けても掴むモノはあるんだと、あらためて思いました。出来れば、勝ちながら成長するのがベストでしょうが、今回はノートもしっかり書きました。

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今、書いたことをちゃんとタイトルを付けて5つにまとめました。

・はじめに
・「返事」と「テニス」は一緒
・成長は自分を知るところから
・本当の俺の好きなプレー
・結構重要な「話の軸」

まだ、自分でも噛み砕けてない所もあるので内容はいずれ・・・ということで勘弁してください。でも、1つだけ。

・成長は自分を知るところから、は、今回やっと言葉に出来たタイトルです。

自分のミスを棚にあげ、「相手が強かった。」と言ってしまう自分がいました。ダブルスのペアも居たし、相手ペアは確かに強いんです。だから相手を褒めて自分が傷付くのを抑えるような発言をした途端「本当にそう思っているのか!。」と言われました。

自分のミスの内容を理解して、相手と向き合わなければ試合中に進化すること等、夢のまた夢です。正しく自己認識するところから、全ては始まると思います。

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そういう意味でペア同士も傷を舐め合うペアではなく、お互いに高め合えるペアにならなくてはつまらない。そう思いました。相手が凄い、と思ったのはプレーもさることながら、ミスった時に「ごめん」とか「すまん」とか「わりー」というような謝ることをしなかったのは流石だと思いました。

「もーしわけない!。次は球をちゃんと持ち上げるから勘弁して!。」とか、「やっちまったよ。次はやらない。次の次はわからないけど・・・。」とか、相手が「ドンマイ!、次はしっかり行こう。」と声を掛けられるように、次の対策まで言った上で、笑えるように言葉を選んでいたことです。ペアが何も言ってないうちに、「ドンマイドンマイ!。次は決めよう。」とか声を掛け合ってしまう僕達より、相手の方がダブルスを、よく知っていました。片方が謝り始めると、その試合は、なぜか先に謝った方が謝り続けることになると思いませんか?。

そういうコトを経験して、そうならないようにしているのは凄いと思いました。でも、ミスはお互いにどう直すかを打ち合わせているようでした。我々はそこまで試合中にシビアになれていなかったと思います。傷付かないことを考えるんじゃなくて、どうすればミスを減らせるかとか、ポーチに出るタイミングを打ち合わせるとか(この試合で僕はストレートを抜かれないようにアレー側を守っていました。でも、唯一思い切ってポーチに出ようと打ち合わせた時、ストレートを抜かれました。たった1回のそのタイミングを打ち抜かれたのはショックでしたが、後でポーチに出ようとしているのがバレバレだった、と見ていた友達に言われました。普段からいつ出るかわからないようにプレッシャーを掛けるクセをつけておく必要があると思いました。)、1つ1つの普段からのプレーや掛ける言葉から、レベルを上げて行く必要があると思いました。練習の時からやっていることは当たり前に出来ても、今気付いたことはすぐには出来ません。練習の時から気付いたことはどんどん取り入れてやって行きたいと思いました。

そういうコトを言葉にして行くことが大切だと思います。今まで、そういうことが大切そうだとは思っていましたが、上手く言葉に出来ませんでした。やっと、そういうコトに気付けるようになって来ました。

これからは、自分自身のマインド・セットをしっかり持って、メンタルを強くしてプレーの質を上げ、攻める気持ちを忘れずに試合を楽しみたいと思います。

ギリギリで届かないような球を、飛びついて何とか返す、という野球のようなプレーをほとんどしたことがありませんでした。そういう球は少し追いかけて決められたら相手に拍手を送るようなマインド・セットで全日本、全国クラスの選手に勝てる訳がないとハッキリ意識しました。

強さは自分自身から出て来るようにする!。試合中にも進化し得るマインド・セットを持ち、メンタル的にも、もっと強くなる!。

そう決めた茨城の大会でした。


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ありがとうございました。父のブログは皆さんのおかげで抜けました(^^)。でも、母のは、まだ抜けません。もう少し応援してください。よろしくお願いします!。
投稿者 K(ピュアロー) 00:33 | コメント(0) | トラックバック(0)