2011年11月29日
東京都選抜、惜しくも3位!
おかげさまで、東京都選抜U-14男子シングルスは3位でした(^^;)。ありがとうございます。
表彰式では東京都テニス協会の会長さんから賞状をいただきました。握手もしてもらえました(^^)。手があったかかったです。それと、にこやかな会長さんで、笑顔がよかったです。表彰してもらった時に何だかこっちが偉くなったように感じさせてくれる優しさがありました。ああいうトップはいいねー、と父と話しました。
上位8人が表彰されました。
優勝したK(名前です)は、優勝スピーチの指名を突然されましたが、大会関係者への感謝の気持ちや、親への感謝の気持ち、この大会が自分の自信につながったこと等、とても素晴らしいスピーチをしました。
僕も最終日に残った時は、そういうコトを考えるクセをつけようと思いました。いきなり指名されて、あのスピーチは凄いです。Kのコトを思い切り見直しました!。カッコ良かったよ(^^)。
本当はもっと上に行きたかったので、ちょっと残念です。優勝か悪くても準優勝なら関東選抜の切符が手に入る大会だったんです。もう少し!というところで確定させられなかったのは、まだまだ実力不足だったと思います。もっと強くなりたいです。
他力本願に考えれば、Kか、準優勝のH(先輩なのでF先輩の方がいいかな?、ジュニアの時に呼んでたクセが抜けなくて・・・)が、関東のベスト16に入らないと、関東には行けません。
自力で行くコトを考えると、僕が関東のベスト16に入らないと関東には出られません。もう少し、頑張れれば良かったのに・・・、と少し悔いが残ります。3月までにベスト16に入るように頑張ります。
Kが3月末に関東16位に入るのはきっと実現すると思いますが、F先輩は今の時点で僕よりほんの少し、本当に隣り合うくらいの僕が上位なので、それならみんなで関東16位に入ってしまえば、3人とも行けます。そうなるように頑張ろうと思います。
今回の大会で学んだことを書きます。相手と戦う前に相手の戦力を見抜く分析力が必要だ、というコトです。
今回のドローは32ドローでした。僕は5~8シード。実質的には第6シードでした。でも、1~4シードまでは、全員1つ学年が下の選手達でした。みんな1つ下のカテゴリーで、関東や全国の大会でのポイントを持っているので、ランク的には5~8シードよりポイントが上位にいました。僕はあと1日半、生まれるのが遅ければ、彼等のカテゴリーで戦っていた筈で、小学生の頃、第1~3シードの選手達には負けたコトがありませんでした。第4シードの子とは戦ったことがありませんでした。だから、どうしても、第1~4シードの選手達には負けたくありませんでした。
僕達は、日頃中学3年生達とも試合をして来たのです。打球の速さも経験値も違うところでやってきたので、負ける訳には行かないと思っていました。優勝したKは第5シード、準優勝のF先輩が第7シード、3位の僕が第6シード(そういう意味では僕は1つシードダウンのような形です)、4位のR(名前です)が第8シードで、5~8シードが、優勝から4位までを独占しました。その意味では、なかなかいい試合が出来たと思います。でも実際に戦ってみて、学年による差は、これからは考えない方がいいと思うくらい、実力を伸ばして来ています。それぞれに経験値は関東や全国で積んでいるので、凄いショットを打ちます。侮り難し、というのが正直な今の感想です。
今回のドローは、なかなかハードでした。まずは1R。最初はOくん。雨の中での試合でした。8-1で勝ちました。
次は2R。毎度お馴染みのM選手。小学生の時は、この大会で優勝した選手です。僕が競技テニスを始めた頃、僕達のカテゴリーではいつもトップにいた選手です。受験でしばらくテニスを離れていてくれたおかげで、体重が増え、その後、中学の関東大会等で顔を合わせるようになっていました。今回は8-3で勝てましたが、本気でやってくれば、また上位に上がってくるでしょう。フォアでクロスに叩き込むフラット・ショットはわかっていても返せない威力がありました。ショートクロス気味のと、思ったより深いショットがあります。フォア側に浅い球を返すとこのショットが炸裂します。僕も一撃必殺のショットが欲しいと思いました。
QFは第4シードのA選手。対戦するのは初めてです。大会前の朝練習等で一緒にやらせてもらったりしたことはありましたが、試合は初めてです。僕がQFを決めた後、僕と戦う相手はA選手になるのか、T(名前です)になるのか、彼等の試合を見ていました。凄い打ち合いです。でも、試合の始まった頃は、そんなに凄い打ち合いのような音はしていませんでした。父に訊くと「A選手は試合が始まってから、どんどんギアを上げて行く。その変化について行けなければ振り切られる。だから最初から低い体勢で動いて、決められるうちにポイントを取っておかないと粘り負けするから、とにかく低い体勢を維持出来るようにフットワークに気を付けて動け」。僕はもう一度アップ替わりに低い体勢で動く素振りを繰り返しました。低い体勢からは、強いボールを思い切り打っても、ロングアウトが減らせます。でも、1試合通して出来るかどうかは別問題でフィジカルの問題に変わります。だから、細心の注意を払いながら、体の状態を考えてやって行く動きになります。
実際にやってみると、相手は1学年下だから、という思いは消えました。とてもいいショットの応酬になりました。凄く面白い試合でした。1球も油断できないんです。決まったと思ったショットをカウンターで返して来ます。つまり、いいショットを打った時に、返って来るとしたらここだろうと予想したところより、少しワイドか、少し詰まるようなボディーに返して来るんです。こちらはいいショットを打った時ほど、次の返しの準備をしなければやられてしまう。「常に次の球の準備をする」という目標をいつも掲げていたんですけど、本当に実感しながら試合を進めました。結果は8-4で勝ちましたが、最後にまくられました。彼は、試合開始から、あのトップギアで動き出せるようになって、試合中にオーバー・トップにギアを上げられるようになったら、本当に強くなると思います。今は試合開始の時はセカンドかサードなので何とかなりますが、これからの伸びを考えると、こちらのギアも思い切り上げられるようにして行く必要があると感じました。
この試合までが先週でした。この時感じたのが、分析力です。同じ試合を見ていたのに、父はギアの上げ方が彼の持ち味だ、とすぐに言いました。僕が負けてしまう選手にもAくんは勝ったことがあります。何故だろう?とは思っていましたが、試合を見ても瞬間的に自分がやっているイメージを持つコトができなかったんだと思います。試合前に、低く動く素振りをして、イメージを作って試合に臨んだので、勝つことができましたが、もし、そのイメージがなければ、自分が思うように出来ないコトに腹を立てて、自滅したかも知れません。試合中にどんどんギアを上げてくる選手なんて、あまりいません。自分が思うようにならないという認識だったら、やられてしまうコトになります。父のアドバイスが凄く適切だったと思います。
相手の持ち味を見抜く観察力を付けたいと思いました。父に訊いたら、最初はベースラインの後ろから、カウンターを打っていたのに、だんだんベースラインより中に入って自分の動きを速くして相手の球に対応し始めたと言うんです。Tはいいショットを打てば打つほど、Aくんからの返球が速くなって、間に合わなくなった、と言うんです。
「それに対応するには1歩めをどれだけ速く動き出せるかだ。だから地面を思い切り蹴れるように低い姿勢が必須だと思った」。
それに中に入って来るなら、それまでの距離感を無効化するムーンボールも有効です。そういう情報を見抜く力があれば、戦い方も広がるなー、と思いました。
ということは、Aくんはフェデラーのような戦い方をしているコトになります。同じショットを打っているように見せて、実は2歩分前で打って角度を付けていたりしている訳です。相手のポジションを見るクセを付けることは、観察力を養う上で欠かせないコトだと気付きました。
そして、こういうポジション取りができる選手は、面の作り方もうまいから、カウンターが打てるんだ、というコトにも気付きました。僕は振り抜くコトに重要性を感じていましたが、カウンターには振り抜きより面合わせの感覚の方が大切です。いろいろなプレースタイルがあることに気付きました。
そして、昨日。SFの相手はF先輩です。中2の早生まれの選手で背が高い。僕は彼にはまだ1度も勝ったことがありません。相性が悪いなあ、といつも感じていました。何故か僕と戦う時は彼はベストプレーをバンバン決めて来ます。今回も2-8で負けてしまいました。父が見に来てくれる前に負けてしまいました。父は、昨日までに、僕にアドバイスをくれていました。
「A選手戦のように低く動いて、浮いた球は極力避けろ。高い球が行けば、ベースラインからでも打ち込んで来るから。おまえが勝つにはどれだけ相手に叩かれる球を減らせるかだよ」。
かくして試合が終わってから駆けつけてくれた父は、母が書いてくれているウチ専用のスコアを見て言いました。
「思い切り左右に振られたんだろう?。そしておまえのテニスはさせてもらえなかったようだね(^m^)。しかも競った場面で、相手サーブをリターンミスして、Fくんをだいぶ助けたようだ」。
そんなことは書いてないし、母もF先輩が絶好調だったように書いてくれていました。なのに、どうしてそんなコトがわかるんだろう?。
「Fくんのウィナーが多いから、思い切り叩かれたのがわかるだろう?。これはおまえのボールが高く浮いたコトを示している。それはおまえが低い体勢で動いていなかったから、強いショットを強い球で返せなかったコトを現している。父が言ったコトを納得した上でプレーに活かそうとしなかった証拠だ。だから、Fくんには思い切り叩かれてウィナーが増える」。
うん、確かに・・・。
「おまえのウィナーは少ない。まともな打ち合いは少なくて、おまえは返すのに四苦八苦していたのがわかる」。
そうだなあ・・・。
「ロングアウトが多くてサイドアウトが混じるのは、体が伸び切って、左右に振られてたのがわかる。」
何でそんなふうにわかるんだろう?。
「相手サーブで、競った時にミスをするのはスコアを見ればわかる。そして、相手がスコアを崩しかけた時にそのショットで助かるから、Fくんがその後挽回しているのがわかる」。
言われて見れば、まさにそういう試合だった。
「もう1つ気になることがあるんだ。ムーンボールの使い方を間違ったのかな?と思うんだけどどうだった?」。
「たぶん、逃げで使ったような気がする。攻めで使えばHを後ろに下げられるんだけど、逃げで使うと打ち込まれやすいんだと思う。」と僕は答えました。
「うん。わかってるじゃないか(^^)。わかっていて、それを繰り返すのは頭が悪い証拠だ。わかったなら、わかった時から、攻めのムーンボールに変えないと、このクラスの相手には勝てなくなるぞ。頭がいい選手と、そうでもない選手は、試合を繰り返せば繰り返すほど、結果が大きく開いて行く。まだFくんに1回も勝てないのは、メンタル面が勝つ思考になっていない相性もあるんだろうけど、臨機応変にテニスを楽しむ感覚が、まだおまえの身についていないコトの証明でもある」。
へいへい、よーく解りました。そうは言っても、その相性ってヤツは一筋縄では切り替わんないんだよ。
「それなら、Fくんとの試合はすべて棄権しろよ。苦手意識を払拭出来ないなら、戦うこと自体、相手に失礼だろう?。やらなくても結果が解ってる試合に付き合わせるほど、おまえも偉くないだろう?。今後、Fくん戦は全てウォークオーバーしろよ」。
僕はハッキリと言いました。「絶対にイヤだ。次は絶対に勝ってみせるよ」。
「イヤ、棄権しろ!。勝ってみせるっていうマインドセットでは勝てない。おまえがただやるべきコトをしっかりやって勝つと言えばいい。勝ってみせるという言葉を使う時点で、自分と向き合うんじゃなくて、父に勝つところを見せたいっていう気持ちが強いのがわかる。そんな気持ちじゃ勝てるわけがない。棄権しろ!」。
う~~、ああ言えばこういうヤツだなあ(怒)!。取りあえず、次もHと戦いたい。そして僕が勝つんだ!。
「わかった。棄権しない。僕が自分の試合をしっかりして勝つ。だから棄権しろ!なんて言わないで。もう少しで何かが掴める気がする」。
すると今度は「2-8っていうスコアは何もさせてもらえなかったスコアだ。これで何かが掴めそうだと本当に思ったのなら、やっぱり棄権した方がいいぞ。」と父。
「わかったよ!。今日は完敗だった。このまま負け続けるのなんてイヤだから、次は自分のプレーをちゃんとするつもりだよ。棄権どころか、今日と逆のスコアでしっかり勝つつもりで試合に臨む。だから、棄権しろ!なんて身も蓋もないこと言わないでよ。今日はH戦ではいいところがなかったし、相手の土俵で試合をした感じはあった。次は僕の土俵で試合を出来るようにしっかり低い体勢でプレーするからさ」。
すると父は笑い出して言いました。「おまえが、なぜ父に低い姿勢で動け!って言われてるのか、納得しないまま、高く動くより、低い方がいいだろう、くらいのつもりで試合に臨みそうだから、今日は負けるだろうと思っていた。」と言うんです。僕はカチンと来て、
「どうして低い姿勢で動く理由を試合前に教えてくれなかったんだよ!」と怒鳴りました。
「それを知りたいと思っていないヤツに話しても、馬の耳に念仏だからさ。それに必要なコトは言っていたよ」と言われました。
僕は腹が立ちながら、どうして父が低い体勢で動けと言ったのか、あらためて訊いてみました。
Hは、浮いた球や高いボールは、本当に叩いて来ます。でも、低い球は最初から叩けない。だから低い球を強く打てるように低い体勢で動け!とアドバイスをくれたそうです。そう言われれば、確かにその通りで、逃げのムーンボールなんかは、気持ちよさそうに叩いて来ました。高いボールを打たないように低い姿勢で打てば、叩けないからクロスラリーはクロスラリーで続くでしょうし、こっちから切り替えるタイミングも取れたでしょう。左右に振り回されずに済んだ筈です。
そういう意味のあったコトを言われていたのに、誰にでも当てはまる無難なアドバイスとして聞いていました。でも、言われた言葉を冷静に思い出して見ると、父は教えてくれていたのでした。
「A選手戦のように低く動いて、浮いた球は極力避けろ。高い球が行けば、ベースラインからでも打ち込んで来るから。おまえが勝つにはどれだけ相手に叩かれる球を減らせるかだよ」。
確かに、そう言ってくれていました。でも、父の思いは届かず、僕は無難なアドバイスだと思って聞いていました。
父は、もっと強調して伝えるコトも出来たけど、どういうコトを言われてるのか、もっと集中して訊く姿勢を身につける必要があると思って、それ以上は言わなかったようです。
「あ~、損した!。そういう意味があるなら、最初からそう言ってよ。そうすれば勝てたかも知れないのに」。
そう言うと、父は真剣な顔で独り言のように言いました。「本当は、おまえ自身がそういう対策を立てられるようにならないと強くはなれないんだよ。そのためには観察力を付けるコトと、分析力が付くコト、そして、それを実行する行動力が付くコトが1番大切なんだ。今、目の前の1勝より、長い目で見たら、それに自分で気づけるようになろう、と強く思うコトの方が大切だと思ったんだ」。
今なら、アドバイスを受けた時に、何故それを訊き出さなかったんだろう?と思います。でも、それを教えてもらっていたとしたら、勝てたとしても、今のように、観察力や分析力が欲しい!とは思わなかったかも知れません。親っていうのは、気が長くないと子供の成長を見守るコトが出来ないものなのかも?と思いました。
そして、「でも、そのおかげで関東に行けなければ、大きな代償を払うことになっちゃうじゃん?」と言うと
「おまえにしても、ベスト4に上がった選手なら誰でも、自力で関東の16位に入って、関東に行く力は持ってるだろう?」と言うんです。その根拠のない信頼感はどこから来るんだろう?。
「あははは(^^)。一体、いつからおまえの試合に付き合わされてると思ってんだ?。もうこれからは、今上位に入ってる選手はどの大会でも顔を合わせるようになる選手達だし、手の内だってみんな知ってるだろう?。後はメンタルや考え方がどう変わって行くかの勝負なんじゃないの?。関東に枠を広げたところで、強い選手はどこの誰かは共通認識としてみんな解ってるだろう?。そうしたら、自分のプレーができる土俵を1歩早く構築出来る選手が勝ち上がって行くようになるのはわかるだろう?。それに気づかせてもらったのがFくん戦なんじゃないのか?」。
この親父にはまだ勝てねーと思いました。少しでも早く追い抜いて観察力と分析力と行動力を付けてやる~!。
そして、3位決定戦のR戦の話をしようとすると、父は自分で分析したコトを言ってみろ、と言いました。
え~、今からかい!。そんな付け焼刃で間違えたらどうするのさ?。
「間違えて負ければ、次からは間違えられないって気づくだろう?。それに3位でも4位でも関東には16位に入らなければ行けないんだから、間違えられるのはこの試合までだろう(^^)。」と笑っています!。
「同じようなコトになっちゃうけど、低い体勢でボールが浮かないようにガチンコの球を打ち合うのが俺の土俵のような気がする。Rは、K戦でもいいショットは打ってたけど、緩急に差が少ない感じがしたから、左右に振って、打てる時は前に出て、思い切り叩く。そういう試合をしようと思う」。
父はケタケタ笑っています。「今、おまえが言った試合運び、どこかで経験してない?」。
言われるまでもなく、喋っているウチに気付きました。さっきのH戦で、僕がやられたコトを今、僕は口にしていました。そして、Hが僕にしていたプレーが、自分のプレースタイルだと言っていたのです。
「いいか?。相手が人間である以上、勝ちパターンはだいたい似てくる。負けパターンはいろいろある。その勝ちパターンを自覚しながらプレーを組み立てられれば、その試合の流れの修正は、試合中でも出来るコトに気づいたかい?」。
父は「急がば回れ!」という言葉を口にしました。遠回りしたみたいでしたけど、結果はもう出て来ました。
そして、Rとの3位決定戦。8-2で勝ちました。思うように動けました。低く動くコト。その球の2回目までは意外とキツいのに、3回目以降は、体が慣れてくるのも実感しました。これを続けられるように日頃のトレーニングをすればいいのも解りました。
今回は一発で関東は決められませんでしたが、ものすごくいい経験になった大会でした。今年の冬はポイントを荒稼ぎして、自力で関東に出られるようにガンバって勝って行きたいと思いました。そして、基本を突き詰めると誰にでも通用する戦略に成り得るコトも解りました。もっと速く気づきたかったなあ(^^;)。
僕は夏オトコで夏は優勝するけど冬は勝てない、と言われて来ましたが、今年から変わります。冬の方がG4Aの大会が多いんです。だから、今回の東京都選抜(G3A)よりポイントの高いG4Aで優勝にガンガン絡んでポイントを上げたいと思います。でも、ダブルエントリーに引っかからないようにしないとポイントがパーになるので気を付けます。意外とたくさん大会はあるけど、出られる大会は少ないんだよなあ。
自力で戦略を立てられるようになること。僕がエーちゃん(BabyStepsの主人公)のようになる日が早く来ますように!(^^)。
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父君がせっかく突き放してくれているのに
自分がペラペラ・・・では申し訳無いので
私も遠回しに(^_^;
まず、相手を公平によく見る事です。
過度に恐れず、ナメたりもせず公平に、です。
サイドアウトが何故判る?にも通じますが
名著、ウイニング・アグリーにも書かれていた
「誰が、誰に対し、何をしているのか?」
観戦中も、対戦中も考えるのも良いですね。
お腹いっぱいの時のご飯、あまり有り難み無いですよね?
めっちゃ空腹の時に普通のご飯、凄く美味しくないですか?
情報や戦略も一緒だと思います。
何か真剣に考えないと、このままではまずい、という時
大体ポイントは押さえた、まあ平気だろう、なんて心境の時より
観察力も研ぎ澄まされると思います。
仮説を立てる、試してみる(自分や実際に対戦している選手が)
結果が出る、何度でも同じ結果が出るか把握する。
おそらく最も使える情報になっていると思います。
全部を毎回、よりは自分に合ったやり方を
「そんなの聞いたなぁ」で時々思い出し
幾つか組み合わせて行くと良いと思います。
他競技の話題ですが、再戦に滅法強い選手って居ます。
短期間で体力や技術を上げるのが
凄く上手い・・・筈無いですね(^_^;
体力、技術は半年とかで大差付きませんから
(こちらも向こうも上がる訳で)
分析力の差、首から上の差、になると思います。
大分、昔に(でも数年前か(^_^;)
こういう駆け引きが必要なレベルでテニスしたら
勝っても負けても凄く楽しめると思うよ、と話した
そういう所まで来てますね。
そこまで心技体が到達した事をまずは楽しもうね(^^)v
これね↓
何か真剣に考えないと、このままではまずい、という時
大体ポイントは押さえた、まあ平気だろう、なんて心境の時より
観察力も研ぎ澄まされると思います。
***
世界には貧しい国が沢山有ります。
ハングリー精神とよく言いますが
飢えているだけで強くなれるなら最貧国が最強の筈です。
スポーツで出てくるハングリー精神は
精神的な飢餓感の事だと思います。
世界ランキングNo.1になっても全く満足しない、とかの。
観戦しているだけだと、そこまで真剣に分析しないよなぁ
は勿体ない訳です。
いつ必要になるか判らないから実際に観戦出来るチャンスが有れば
何か一つでも把握しておこう、と真剣に敬意を持って観察する。
この積み重ねが時間の経過と共に差を作ると思います。
急激に伸びてきた選手を何度も見るチャンス有ったのに
「誰だっけ?こいつ」だと、上に上がれば上がる程勝てない。
競技ってそういうものだと考えています。
>こういう駆け引きが必要なレベルでテニスしたら
>勝っても負けても凄く楽しめると思うよ、と話した
>そういう所まで来てますね。
これは嬉しいです(^^)。勝ち負けはベストプレーの後に付いてくる、と思うので、そのベストプレーをどうしたら出来るのか?を考えているうちに、何故か、いつも試合をやる相手が、だんだん頻度が上がって来て、勝敗に一喜一憂する必要が無くなってきたんです。今と次、結果が違ってたり、同じように勝てたり、同じように負けたり。
そして、
>分析力の差、首から上の差
これが大きいんです。分析出来ると、同じような試合が減って行きます。毎回楽しめるんです。そして、父に「愛するモノには尊敬する心が必要不可欠だ。テニスを愛するなら相手にも常に敬意を持って接しろ」と言われます。
これが不思議で敬意を持って見ると、違いが解るんです。前回と、とか、自分と、とか。
でも、そういう気持ちが少ないと、差が解らないんです。それが解って来ました。好きなものには詳しくなるんですよね?。だから、本気なら解ってくるんだと思います。
これからも、いっぱい教えてください。
1つ解ると、解らないことが10くらいに増えちゃうんです^^;。父には、それはとてもいいことだ、と言われています^^;。でも、突き詰めて納得出来るところまではやって行きたいと思っています。
以前から、ブログを拝見させていただいています。
(お母様のブログの方には色々コメントさせてもらっているんですけど。。。)
子供が、テニスで一生懸命頑張っている子供が、どのように考えてテニスをしているのか?とても興味深く、いつも記事を読ませてもらっています。
ついつい自分が中学一年生の頃と比較してしまうのですが、自分と比べるとホントに深くいろいろなことを考えているなぁと感心してしまいます。
私には6歳の息子がいます。
まだまだお遊びですが、テニスを楽しんでやっています。
今後、テニスを通じて色んなことを学んでいってもらいたいと考えています。
できたときの喜び、できなかったときの悔しさ、考えて次へ進む力、予想する力、相手を尊敬する心、謙虚な心、いろいろなことが学べると思っています。
今、これらのことを実践できているK君、いいお父様、いいお母様に育てられたんだなと思います。
これからも感謝の気持ちを大事に、テニスに勉強も!頑張ってください!
応援しています!!!
いつもありがとうございます(^^)。実は僕も読ませていただいています。母とのやり取りも、いつも読ませていただいています。母が、KO!もただくんくらいに戻れればいいのにね、と言った時、絶対にイヤだ!、また、あんなに怒鳴られる生活には戻りたくない!と言って、爆笑したこともあります。
応援ありがとうございます(^^)。バトンタッチ出来てるかも知れないと思うと凄く嬉しいコメントが貰えたなあ、と嬉しくなってます。
一つだけ、テニス好き♪さんに伝えたいコトがあります。ただくんを信じて見守ってあげてください。
今だから解るコトなんですけど、父は僕が「プロになりたい!」と言った時、僕より僕がプロになれる可能性を信じてくれてたんだと、今は思います。たぶん当時、勢いで言った言葉に自分ではそれほど責任を持っていなかったんだと思います。でも、父はそれを可能性としては信じてくれた。だから、人が変わったように厳しくしてくれたんだと思います。
でも子供は、そういうことに気づくのに時間が掛かります。うまく行ったら解るけど、うまく行かなければずーっと解らないかも知れない。でも、親がブレないと、いつか気づきます。
それに気づけてから、言葉が通じるようになりました。それまでは通じませんでした。頭が恐怖で真っ白になる時もありました。
だから大切に思ってることだけはしっかり伝えて、後は見守ってくれてる、ということに気づけば子供は変わります。
なんかよくわからないかもしれないけど、今はわかるようになったので、それだけ伝えたくて、これを書きました。また、何かまとまったら書きます。